フランスで料理人やパティシエが就労ビザを出してもらうには?いつ渡仏するべき?

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フランスには、料理人、パティシエ、ショコラティエ、パン職人などの修行に数多くの若者が訪れます。

現地で安定して働くには、就労ビザを出してもらえるか否かにかかっています。

就労ビザは、最近外国人には降りにくくなっています。

学生ビザ、ワーキングホリデービザ、就労ビザとそれぞれに一長一短あります。

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日本とフランスの味の違い

日本国内で旅行しても、旅先のご当地料理と自分の地元の料理の味の違いにびっくりすることってよくありますよね。

また、海外旅行でもらったお土産のチョコレートってあまり美味しいと感じたことありませんよね。

結局、日本のチョコレートやお菓子が一番美味しいと確信してしまいます。

人間の味覚形成は、おおよそ3歳頃までなんです。

そこで食べ慣れた味は美味しいと感じ、食べ慣れない味は美味しくないと感じてしまうんです。

日本に比べると、本場のフランスパンは、割と塩が効いていますし、ケーキはどれもびっくりするくらい甘いです。

日本のケーキのようにかわいらしい装飾はなく、大人っぽく、シンプルな飾り付けがほとんどです。

日本のように繊細な味付けではあまり評価されない恐れがあります。

海外で修行する場合、現地の味に慣れる必要があります。

修行に出発する年齢って?

料理人やパティシエ、ショコラティエ、パン職人になりたい人は、調理の専門学校や製菓の専門学校に2年ほど通いますよね。

その後、20代から30代のうちに修行に渡仏します。

専門学校卒業後すぐに渡仏

日本でも、職務経歴がないとなかなか採用してもらえませんよね。

フランスも、失業率の悪化から、ますます仕事を見つけにくい状況です。

専門学校卒業してすぐに渡仏したとしても、働いた経歴がないと、なかなか雇ってもらうには難しいでしょう。

しかし、逆に若くして渡仏することで、フランスだけでなく、ヨーロッパを渡り歩き修行することもできます。

また、失敗したとしても、修正がきく年齢です。

日本で3〜5年働いて渡仏

専門学校卒業後、日本で3〜5年働き、その後渡仏するパターンは、一番多いです。

日本で働いたことで、お金の面でも滞在費に余裕があります。

25歳くらいで渡仏し、30歳くらいで帰国し、その後自分の店を出す!という計画を立てている人も多いのではないでしょうか。

日本での職務経歴があるので、仕事は選ばなければあります。

日本で10年以上働いて渡仏

日本で10年以上働いていれば、ある程度何でもできますよね。

多くをまかされ、責任あるポジションについている方も多いかもしれません。

そんな安定したポジションを捨てて、渡仏するのは、思い切った決断ですよね。

フランスでは、多くの若い職人達が先に働いています。

後から入っていく場合は、その店では、後輩になります。

そういう若い職人達とも良い関係が作れないと修行は難しいですよ。

はじめはワーホリ?学生ビザ?

ワーキングホリデービザは1年だけという制限があります。

ですから、3〜5年修行する予定のつもりではじめからワーキングホリデービザを使ってしまうともったいないです。

はじめは、学生ビザで、語学学校で勉強しながら、修行先を見つけ、その後ワーキングホリデービザに切り替えることをおススメします。

就労ビザを出してもらうには?

私達は日本ではビザ無しで生活できますが、海外で働くとなれば、外国人労働者として扱われます。

就労するには、必ずビザが必要です。

ワーキングホリデービザで1年だけの滞在希望であれば、ビザの取得で苦労することはありませんが、修行で数年滞在するとなれば、ビザ取得は死活問題です。

フランスに長く滞在したい、修行を続けたいと誰しも思いますよね。

そこで、一番良い方法は、就業先のお店から就労ビザの申請をしてもらうことです。

しかし、移民や失業率の悪化の影響で、外国人に就労ビザがおりにくくなっています。

移民局に弁護士を通じて申請を行います。そこで企業(お店)は、移民局に、2000〜4000ユーロ支払わなくてはなりません。

また、申請するには、多くの書類を作る必要があります。

なぜフランス人ではなく、日本人を雇う必要があるのかという理由をはっきり書かなければなりません。

就労ビザを出してもらうには、オーナーとの信頼関係を築き、お店になくてはならない人材だということを証明しなければなりません。

お店にとっても日本人や外国人を雇うのは、負担が大きいのです。

ですから、ワーキングホリデービザを持っている人限定で雇い、使い捨ての店も多く存在しています。

しかし、働きや腕次第では、就労ビザを出してもらえる職人も多くいます。

諦めず、就労ビザを出してくれるようなお店を探し、交渉してみて下さい。

パリの移民局はいつも混雑しています。

就労ビザの申請も多く、ビザが発給されるかは、運次第です。

しかし、地方都市では、就労ビザを取りやすかったり、申請もスムーズだったりします。

パリ以外の場所での修行も考えてみてはいかがでしょうか?

語学はどうする?

専門職で使用する単語って、語学学校で習いません。

ですから、ほとんど修行中の厨房の中で勉強したという実践派の方が多かったです。

必要に迫られると、上達も早いようです。

しかし、働く上で必要最低限の語学は必要ですよね。

ですから、修行目的でも、最初は語学学校で3ヶ月だけでもよいので勉強されることをおススメします。

また、最近の専門学校では、海外研修や語学の授業が組み込まれていたりしますよね。

将来、フランスで修行したいという夢があるのであれば、しっかりと専門学校のうちから勉強しておいたほうがよいですよ。

修行後はどうするか

フランスで修行後は、どうするか迷いますよね。

ある程度修行して、帰国した後は、日本でどこかの店に雇われるのは難しいかもしれません。

なぜかと言うと、外国で修行してきたのだからと周囲の期待が大きいからです。

雇う方も身構えてしまいますし、キャリアが立派すぎたり、外国生活が長すぎると雇いにくいのが現状です。

ですから、自分の店を出す決断をする方が多いようです。

しかし、店の出店資金や運転資金の工面が大変です。

また、職人と店の経営はまったく別物です。

どんなに料理や作るお菓子が美味しくても、うまく経営していかないことには、潰れてしまいますよね。

ですから、修行中に帰国後の生活をどうしたいのかということをよく考えておく必要があります。

修行中に気になったお店や繁盛店で、技や味だけでなく、マネジメントの仕方や経営方針なども勉強しておく必要があります。

まとめ

多くの若い職人さんが、夢や希望を抱いて渡仏してきます。

しかし、現実はなかなか就労ビザが出してもらえず苦労していました。

移民局は、人によって言うこともバラバラですし、就労ビザを取るためには、運も必要です。

就労ビザを出してくれるお店に移ったり、ビザが切れて一旦日本に帰国したりと、大変そうでした。

それでも、長く修行を続けている料理人やパティシエの人たちは、日本で経験できないさまざまなことを学んでいましたよ。

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