せっけんで顔を洗ったらダメな理由!やっぱり界面活性剤?

soap

手や体を洗う上でいつもしているせっけん。

このせっけんで顔まで洗えたら経済的ですが、手などを洗うせっけんは顔を洗うのには適していないといわれています。

せっけんは肌を綺麗にしてくれるはずなのに、なぜ手は良くて顔はだめなのでしょうか?

また、全てのせっけんは顔を洗うのに適していないのでしょうか?

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せっけんの成分や種類について

体を洗う際に使っているせっけんですが、洗顔として用いるのは不向きといわれています。

洗顔用のせっけんとの違いは一体何なのでしょうか?

まずせっけんの成分と種類について紹介します。せっけんは主に高級脂肪酸の塩から出来ています。

ここでいう「高級」とは値段が高いという意味ではなく、分子を構成している炭素の数が多いものを指します。

大体炭素数が12~18までのものがせっけんに使われることが多く、炭素数が増えるほど洗浄力が強く、水に溶けにくくなる傾向があります。

アルカリ塩としてせっけんに用いられる頻度が高いのは「ナトリウム塩」と「カリウム塩」です。

カリウム塩は溶けやすいので、液体のせっけんにはカリウム塩を使い、固形石鹸にはナトリウム塩を使うことが多いです。

また日本においてカリウム塩はあまり使われることはなく、ナトリウム塩を使っているせっけんがほとんどです。

次にせっけんの種類です。

現在、様々なせっけんが販売されていますが、ここで紹介するのはその中でも代表的なものです。

固形石鹸

上で説明したナトリウム塩が主成分に配合されていることが多いです。

固形石鹸の場合、ナトリウム塩のようなせっけんの主成分(石鹸素地)が90%以上含まれていることが多いです。

固形石鹸は名前のとおり固形のせっけんです。

このせっけんの良い点は長持ちしやすく、値段もリーズナブルで使いやすいところです。

液体石鹸

液体のせっけんですから液体石鹸と呼びます。

液体石鹸にはカリウム塩が配合されていることが多いです。

液体石鹸は主にボディーソープやハンドソープなどで用いられることが多いですが、もちろん洗顔用の液体石鹸も存在します。

純せっけん

純せっけんは石鹸素地が98%以上のものでしかなければ使うことが出来ない呼称です。

つまり余分なものをほとんど含んでいないということになりますから、添加物などの心配をすることはほとんどありません。

化粧石鹸

こちらは石鹸素地が93%以上のもので使われる名前です。

残りの数%には香料、酸化防止剤や着色料、ビタミンなどの天然成分を含んでいることがあります。

また固形石鹸しか化粧石鹸という呼称は使用できず、液体石鹸は化粧石鹸と呼ぶことは出来ません。

薬用石鹸

こちらは「医薬部外品」としての分類になります。

つまり医療面での使用を考慮しており、バイ菌の除去などについてある程度効果があるものしか薬用石鹸と呼ぶことが出来ません。

ハンドソープやボディーソープのものが多いのが特徴です。

せっけんで顔を洗うのに適してない理由

ではなぜせっけんで顔を洗うのは推奨されていないのでしょうか?

その理由として、せっけんの洗浄力が問題になることがあります。

せっけんが汚れを落とすために使うのが、「界面活性剤」という洗浄成分です。

これはせっけんに含まれる高級脂肪酸塩のことを指します。

界面活性剤は汚れにくっつくことで汚れを分離する力があります。

特に気をつけなければならないのが、「合成界面活性剤」と呼ばれる成分です。

「合成」という名のとおり、元々自然界になかったものを人工的に作り出したものです。

合成界面活性剤の多くは石油から作られることが多く、肌に残りやすいので敏感肌の人にとっては刺激が強すぎることがあります。

また界面活性剤は脂質(油)とくっついて水と油を分離します。

この作用は汚れを落とすのに大変便利なのですが、体にとっては少し良くない点もあります。

人の体には肌の乾燥を防ぐために皮脂という油を皮脂腺から分泌する作用があります。

せっけんを使用すると体にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあり、この状態が長く続いてしまうと乾燥肌になってしまうことがあります。

さらにせっけんを使用した後に出てくる石鹸カスは肌に残るとニキビなどの原因になることがあります。

このようにせっけんを使うことで肌トラブルを起こす可能性があります。

肌に優しいせっけんの選び方

ここまでせっけんが洗顔に向いていないことをお話しましたが、全てのせっけんが洗顔に向いていないわけではありません。

洗顔に向いているせっけんの特徴についてお話します。

選ぶポイントの一つ目として、合成界面活性剤が含まれていないものを選ぶ方がいいでしょう。

この成分は肌を刺激する可能性が大きいので、出来れば自然由来の界面活性剤を選んでください。

二つ目のポイントとしては純せっけんを選ぶことです。

純せっけんはほとんどの成分が石鹸素地のため、余分なものを含んでいる可能性は低いです。

そのため肌に刺激を与える可能性は少なく、敏感肌の人でも安心して使えます。

またせっけんで洗顔した後には化粧水や乳液などの化粧品による保湿ケアを行ってください。

洗顔によって肌の皮脂が少なくなっているので、肌から水分が蒸発しないように気を配る必要があります。

保湿のスキンケアを行わなければ肌から水分が蒸発してしまい、肌が乾燥してしまう可能性があります。

せっけんによる洗顔はあまり向いていないというのが一般的ですが、使用するせっけんを選べばその限りではありません。

せっけんを使用する際には肌に優しいものを選ぶようにしましょう、

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