皮膚の仕組みは?化粧水や美容液は角質層のどこまで届くの?

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化粧水や美容液は、丁寧につけることで、肌に吸い込まれていく感じがします。

化粧水や美容液が肌に浸透した後のもっちり感は、やみつきになるほど。

しかし、化粧水や美容液は、肌の内部のどこまで浸透しているのでしょうか。

「肌の奥まで」「肌の角質層まで」浸透すると、宣伝されている化粧水や美容液がありますが、角質層とは肌のどのあたりでしょうか。

皮膚の仕組みとともに、化粧水や美容液が肌のどこまで浸透しているのかを調べてみました。

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皮膚の仕組みは?化粧水や美容液は角質層のどこまで届くの?

そもそも、角質層とは肌のどの部分を指しているのでしょうか?

皮膚を大きく分けると表皮、真皮、皮下組織の3層。

表皮は、さらに4層あり、上から順に角質層、顆粒層、有棘層、基底層と分けられています。

つまり角質層とは、肌のいちばん上に存在している部分です。

角質層は、厚さ0.02ミリと、とても薄い構造で、角質細胞という古い細胞と細胞間物質の2種類で構成されています。

細胞間物質とは、角質細胞の隙間を埋めるように存在している細胞のこと。

細胞間物質には、主にセラミドとNMF(天然保湿因子)と呼ばれる2種類の物質があります。

細胞間物質の特徴は保湿です。

セラミドやNMFは水分を離さない力が強いので、細胞間物質の部分に水分を蓄えておくことが出来ます。

つまり、化粧水や美容液は、この細胞間物質の部分に浸透することを、角質層にまで届くと表現しているのです。

表皮の一番下の基底層では、新しい細胞が作られ、細胞が成長するにつれて少しずつ上に移動して行きます。

最終的には角質層までたどり着き、いずれ角質層からも剥がれ落ちるのです。

真皮は、コラーゲンやヒアルロン酸を多く含み、肌を支える働きがあります。

真皮があることで、肌にシワが出来にくく、たるまないようになっているのです。

皮下組織は、主に脂肪などで構成されており、それ以外にも動脈や静脈が数多く通っており、肌に栄養を与えます。

化粧水や美容液が角質層までしか浸透しない理由

化粧水や美容液は角質層よりも下まで浸透しない理由は、角質層にセラミドやNMFなどの細胞間物質があるから。

セラミドやNMFは保湿力に優れているので、一度水分を含んだら離さないのです。

角質層より下の部分には、セラミドやNMFといった物質が存在しないため、いくら化粧水を使っても角質層でストップしてしまいます。

また、肌のバリア機能も関係しているのです。

肌のバリア機能とは、肌にゴミやバイ菌が入らないように、角質層でブロックすること。

肌のバリア機能にも、セラミドやNMFなどの細胞間物質が活躍しており、これらの物質が細胞間を埋めているので隙間が無く、ゴミやバイ菌が体の奥に入っていません。

体にとって化粧水や美容液は異物。

肌のバリア機能でブロックされてしまうということです。

ですから、化粧水や美容液は角質層までしか届けることは出来ません。

化粧水や美容液のことを考えると邪魔な肌のバリア機能ですが、体にとっては必要不可欠な機能。

外には様々な菌が存在しているので、もしも肌のバリア機能が無かったら、人間は簡単に感染症にかかりやすくなります。

肌のバリア機能は人間の体に必要な機能なのです。

化粧水や美容液を肌にしっかり浸透させるには

化粧水や美容液を使う時の目標は、肌の角質層の細胞間物質までしっかりと届けること。

肌の角質層の細胞間物質までしっかり浸透させるには、化粧水や美容液をつける前に肌をキレイにしておく必要があります。

化粧が残ったまま化粧水や美容液を付けてしまうと、化粧が肌への浸透を邪魔してしまうので、奥まで化粧水や美容液を浸透させることが出来ません。

化粧水や美容液をつけるときは、きちんと化粧を落として、何もつけていない状態にして下さい。

顔が汚れている状態でも、化粧水や美容液の浸透は悪くなります。

肌には、埃や汗などがたくさん付着しているので、化粧水や美容液を付ける前に洗顔をして、汚れをしっかりと落としておきましょう。

化粧水や美容液を、肌の角質層の細胞間物質まで浸透させるコツは温めること。

化粧水や美容液が肌の温度に近いと、肌の奥に浸透しやすいのです。

化粧水や美容液を温める方法はいくつかあります。

一つは手で温める方法です。

化粧水や美容液を手で温めることで、体温に近づいていきます。

この方法は、化粧水や美容液が熱くなりすぎないのでベストな方法です。

手で温めるのが面倒くさい人は、電子レンジで温める方法もあります。

化粧水や美容液を容器に移して、数秒程度電子レンジで温めるとちょうどいい温かさになります。

ただし、電子レンジで温めしすぎてしまうと、化粧水や美容液が熱くなりすぎてしまい、やけどする可能性がありますので注意して下さい。

化粧水や美容液を付けた後には、必ず乳液で保湿しましょう。

化粧水や美容液は、肌につけても表面から次第に蒸発していきます。

肌から化粧水や美容液が蒸発すると、肌の奥まで化粧水や美容液が浸透出来なくなるのです。

乳液には、保湿と肌からの蒸発を防ぐフタの役目があります。

ですから、化粧水や美容液を付けた後には、必ず乳液をつけるようにして下さい。

角質層まで化粧水や美容液が届くことが出来れば、肌に潤いを保つことは十分に可能です。

角質層まで化粧水や美容液が浸透する方法を知ることで、潤いのある美肌を目指しましょう。

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